くだもの新発見

マーク・マツモトが出会う。くだもの新発見

世界中のおいしい「食」を追求しているマーク・マツモトが日本のくだものとの触れ合いを通じ、改めてくだもののことを考えるコラム。

2016.01.16

Kiwi 〜 キウイ 〜

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新年、あけましておめでとうございます。 マークマツモトです。

いま、私は京都からこのコラムを書いています。 今回はキウイフルーツについてお話させていただければと思います。

現在、キウイフルーツは全世界の生産量の約7割をイタリア、ニュージーランド、チリが占めています。 キウイフルーツといえばニュージーランドを思い浮かべる人も多いと思いますが、もともとはアジアのフルーツということをみなさんはご存知でしょうか?日本の「さるなし」がそれにあたります。

ニュージーランドでは、約100年前に中国から種が運ばれたことがきっかけで栽培がはじまりました。中国ではヤングタオ(young tao)と呼ばれ、その名でニュージーランドに伝わりました。徐々に人気が上がり、「チャイニーズグースベリー」という名前で販売されるようになったのです。 キウイフルーツという名前がついたのは今から約55年前になります。 第2次世界大戦時、ニュージーランドには多くのアメリカ人が滞在しました。 当時、アメリカと中国は対立していたため、「チャイニーズグースベリー」という名前はアメリカ人にとって受け入れ難いものでした。

もっと美味しそうな名前にし、販売量を増やすためにニュージーランドらしい名前をつけようという動きが生産者組合ではじまりました。 どうせならば、ニュージーランドに因んだ名前。マオリ語の名前、、、 考えた結果、「キウイフルーツ」に決まりました。 「キウイ」はニュージーランドの国鳥で、見た目がそっくりな点も理由の一つです。

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今ではすっかり「キウイフルーツ」という名前が定着しましたが、こんな面白い歴史があったとは驚きですよね! 私の家ではスライスしたキウイフルーツを朝食でよく食べていました。 1年中食べられるフルーツなので、幼い時から馴染みがあります。 手軽にそのまま食べることが多いですが、 お料理に取り入れることができる方法をご紹介させていただければと思います。 キウイフルーツには「アクチジニン」と呼ばれるタンパク質分解酵素が含まれています。

これにより、お肉を柔らかくすることができるのです。 パイナップルやパパイヤにタンパク質分解酵素が含まれていることは有名です。ただ、この2つのフルーツに含まれる分解酵素は作用が強く、一緒にしておくと肉が溶けてペースト状になってしまうことがあります。 それに比べてキウイフルーツはお肉をずっと漬けていてもペースト状に溶け出すことはなく、安いお肉を程よく柔らかくしてくれます。

私はこのことを大学生の時に韓国人の友人に教えてもらいました。 カルビを焼くときにキウイフルーツで作ったタレに漬けて焼いていたのです。 食べてみると本当に柔らかくて美味しくなり驚きました!それ以来、私はキウイフルーツを料理に取り入れるようになりました。 最後におすすめのキウイフルーツを使った焼き肉のタレをご紹介させていただきます。

キウイフルーツ、醤油、砂糖、にんにく、日本酒、しょうが、ねぎ、ごま油を加えてミキサーにかけます。このタレにお肉を漬けるだけで本当に柔らかくておいしいお肉に変身してくれます!バーベキューにおすすめです!

簡単にできるのでみなさんも是非試してみてくださいね。

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